2011-01-01から1年間の記事一覧

渋滞した頭の中の、交通整理 -風邪っぴきとネコ型ロボット-

土曜の朝、いやに身体が重いと思ったら、微熱が出ていた。とりあえずベッドでじっとしていることにする。僕が風邪を引く時期というのは大抵決まっていて、季節の変わり目の、それも必ずと言っていいほど休みの始まりに、引く。いや、本当に季節の変わり目に…

長い付き合いの人間関係にある「表面的には些細なことで言い合っているように見えて、実はもっと根本的な不満をぶつけ合っている状態」について 『ブルー・バレンタイン』観てきた。

例えば付き合いの長い熟年夫婦を傍観していると、相手の細かな仕草やなんやが気に入らなくて、実に些細なことで揉め事になっていることが、ままある気がします。軽い気持ちで放った一言が、「そんな言い方しなくてもいいじゃないか」「大体お前はいつも・・…

星を追って、内へ内へと潜る寓話的旅路 『星を追う子ども』観てきた。

いい意味でB級(A級より質が低いとかそう言うことではなく)感漂う不思議な映画でした。テーマは旅ということでしたが、監督が「秒速5センチメートル」を撮った新海誠ということもあり、自意識ムンムンのセンチメンタルなファンタジーを予想してこれ以上ないく…

うなぎなう

三島にて、鰻を食べてきた。うまし。 「倖」 「人」を「幸せにする」と書くこの漢字。これを今日から「うなぎ」と読むことにします。倖(うなぎ)は人を幸せにします。ほらね、ぴったり(誰がなんと言おうと) ちなみに、頂いたお店はこちら↓三島市のうなぎ…

もう一日を生きる蝉にフラッシュバックする、ストックホルム・シンドローム 『八日目の蝉』観てきた。

ストックホルム症候群(ストックホルムしょうこうぐん、Stockholm syndrome) ・・・精神医学用語の一つで、犯罪被害者が、犯人と一時的に時間や場所を共有することによって、過度の同情さらには好意等の特別な依存感情を抱くことをいう。 (Wikipediaより引…

ルオーと海南鶏飯 @汐留

行ってきた。 油彩の立体感ってすごい。近くへ寄ると、全体が分からなくなるほど一筆の力強さを感じるのに、遠くへ離れると、構図として均整のとれた風景画である。ただ、聖書のことをもっと理解してから鑑賞すれば、彼の作品をより楽しめたのではないかなあ…

夕べの夢の、意味を手繰ってる sleepy.ab @東京グローブ座

再更新一発目はLive。 新大久保にある円形劇場、東京グローブ座というところで、札幌出身のsleepy.abのワンマンを観てきた。この東京グローブ座、20年ほど前にシェイクスピア演劇の普及のために設立された施設らしく、普段はもっぱら演劇公演に使われるのが…

ひさしぶりすぎる

久々の更新。実に、14ヶ月ぶりである。14ヶ月前に産まれた赤ちゃんとか、もう3倍くらいの大きさに成長しているのではないだろうか。更新が滞る前に書いた記事はわずか5。やはり継続という言葉は自分には向いていなかったのか、Twitterの手軽さに浮気してし…